石巻市、そして被災した東日本の皆様へ


高田屋顕彰館の展示の中に、『環海異聞(かんかいいぶん)』という和本があります。これは1793年に宮城県石巻港を出航して海難事故に遭い、アリューシャン列島の小島でロシア人に救われ、ロシア各地を転々としながら、1803年にクロンシュタット港を出航し長崎に帰国を果たした漂流民たちの報告記です。

今回の震災後、この石巻市には160名のロシア人レスキュー隊が訪れました。訪れたレスキュー隊メンバーの内、何人がこの不思議な日露の「絆」に気付いていたでしょうか。

今回来日した青年使節団が住むクロンシュタット市は、この石巻漂流民たちが日本へ向けて出航した港町でもあります。使節団が来館した際に、資料を通して日本とロシアの昔と今を紹介すると共に、皆様にお願いして、被災した皆様へ向けてのメッセージを寄せていただきました。

    (翻訳)