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NHK番組「菜の花の沖」 番組こぼればなし

 

「菜の花の沖」ドラマ化の影にタイタニックあり!?

映画「タイタニック」といえば、いわずもがなアカデミー賞11部門を制覇した 映画史上に残る名作。 この作品は、臨場感あふれる名場面の数多くにCG(コンピュータ グラフィクス)の技術が生かされており、それまで難しいとされていた海上や船のあのシーンがCGで表現できるならとこの「菜の花の沖」の企画が 通ったいきさつがあるそうです。 嘉兵衛の乗る和船のシーンは、佐渡の山の上で撮影されますが、どんな風に海に 浮かぶか今から楽しみ。 「予算はタイタニックの○○分の1で、埋め合わせるのは○○倍の努力です!」とは NHK、CGご担当者の弁

 

立派にボロボロにつくってくれ!?

淡路島ロケに際して、撮影セットの制作をうけ持った地元のM社のお話。 制作にあたって、NHKの担当者からひとつだけ注文を受けたそうで、 「とにかくボロボロにつくってくれ」と。 頑丈(がんじょう)につくってくれとはよう頼まれますけど、ボロボロにつくれという注文は 初めてですわ」とご担当者。 それでも完成の際には、お褒めの言葉を頂戴したそうで、 「よくぞ立派に(ボロボロに)つくってくれた!」

 

親子二代で高田屋嘉兵衛

「菜の花はわしの心のふるさとや」、ジェームス三木先生の脚本による劇団わらび座、「菜の花の沖」の感動の舞台は、もうご覧になられたでしょうか。 実は、今回のNHKの制作メンバーの中にジェームス先生の息子さんがいらっしゃいます。「まったく偶然です」とおっしゃっていらっしゃいましたが、やはり不思議なご縁。